子犬(お迎え直後)の洗い方
子犬を迎えた直後はサークル内のトイレで排泄物を踏んでしまったりして数週間で臭いが気になってしまう場合があります。
「お迎え前にシャンプーして貰ったばかりなのに・・」
「ワクチン接種が終わっていないのでトリミング店には行けない・・」
などでお困りの方もおられるとおもいます。
このページでは子犬お迎え後(生後60日から90日)までの子犬を対象に洗い方を掲載していますので是非参考にしてみてください!
成犬時のシャンプー方法は←コチラから
まず軽くブラッシングから
子犬が嫌がらないように気をつけながら、軽くコームブラシを通します。
荒目で軽く通ればOKです!
注意点
この時期のブラッシングなどでは吻や尻尾など、嫌がる箇所は持たずに「胸~お腹のあたり」を優しく支えてあげるとよいとおもいます。
↓落ち着いてくれます
シャンプー
顔、頭部を除く、体全体にシャワーを掛けます。
シャワーの水量は少なめで、体に近づけて使用すると水の音がしないため、子犬も驚かずに落ち着いてくれます。
被毛に十分な水分が行き渡ったらシャンプー液を体に掛けていきます。
シャンプー液は成犬時に使用するよりも更に倍に薄めて使用します。
↓のように予め洗面器などで希釈したシャンプーを手で掛けてあげてください。
※注意点:原液のシャンプーを使用してしまうと部分的に高濃度になり濯ぎ残しの原因になってしまいます。
またそれを濯ぐ為にシャワーの水量も多くなりますので子犬が怖がってしまう可能性があります。
洗うときのポイント!
子犬期の場合は足先、お腹、お尻が臭いの原因になるとおもうので注意して丁寧に洗います。
(薄めのシャンプー液を使用しているので泡立ちが悪いのですが、今回は応急処置ということでガマンして使用します)
↓足の先まで丁寧に洗ってあげてください
体が洗い終わったら、先ほどと同じ要領でシャワーを使い、シャンプーを落とします。
シャンプー濃度が薄いので、少ない水量でも簡単に洗い流せます♪
最後に顔と頭部を洗います
最後に顔と頭部は濡れタオルで拭いてあげます。
※子犬期は顔に水が掛かることを嫌がる子が多いので濡れタオルを使用して拭くだけにします。
↓軽く拭いてあげればOKです
↓耳なども軽く拭いてあげます
乾かし
タオルを3枚使用して十分に水分を取ってください。(バスタオルは大きすぎてしまうので普通サイズの物)
タオルで十分に水分を取ったら次はドライヤーの風を当てながらブラシを使わずに手グシで乾かします。
(「バイバイ」と手を振る時のように手を動かして乾かします)
※出来れば日常の軽いブラッシングから少しずつ慣れて欲しいので今回は手グシで乾かしました。
↓怖がってしまう場合はダッコをしながらでもOKです
↓耳なども手で優しく撫でながら乾かします
↓完全に乾いたらドライヤーを止めて、最後に軽くブラシ通してあげれば完成です。
↓臭いも取れて被毛もモコモコ♪可愛くなりました^^
子犬のシャンプーを終えて
今回はお散歩の許可がまだ出ていない子犬向けの応急的な洗い方、ということで掲載させていただきました。
洗っている時は以下の点に気を付けて行いました。
・後々シャンプーやブラッシングなどを嫌いにならないように(トラウマにならないように)
・皮膚の油分を取らないように気をつけながら出来るだけ臭いを取り除く
また軽度の臭いであればペット用の消臭グッズで対応することも良いとおもいます。
以上 子犬(お迎え直後)の洗い方 でした!